若山牧水詩碑
牧水(ぼくすい)まつり   
 大正11(1922)年10月20日、若山牧水は草津から沢渡温泉へ向かう際に、暮坂峠の素晴らしい景観に感動し、『枯野の旅』を残しました。
 昭和32(1957)年、町田浩蔵氏を中心に、牧水を敬愛する人々が詩碑を建てました。

 「枯野の旅」が刻まれた碑の上に、マントを羽織った旅姿の牧水像は、西常雄氏(新製作協会)の作品です。この詩碑は、暮坂峠のシンボルとして、訪れる人々の深い感動を呼んでいます。
若山牧水のブロンズ像
 こうして毎年10月20日には、牧水詩碑保存会員が中心となり、「牧水まつり」が行なわれています。この時期の暮坂峠は、から松や落葉樹の紅葉が素晴らしく、観光客にはナメコ汁がサービスされ、野趣豊かな中で、在りし日の牧水を偲びます。
※現在の牧水像は、昭和62(1987)年に作り替えられたブロンズ像で、昭和32(1957)年に作られた像は、中之条町歴史民俗資料館に展示されています。
◇若山牧水の歌碑は、牧水会館の庭に建立されています。牧水会館はこちら


  枯野の旅
  若山牧水

 乾きたる
 落葉のなかに栗の實を
 濕りたる
 朽葉(くちば)がしたに橡(とち)の實を 
 とりどりに
 拾ふともなく拾ひもちて
 今日の山路を越えて來ぬ

 長かりしけふの山路
 樂しかりしけふの山路
 殘りたる紅葉は照りて
 餌に餓うる鷹もぞ啼きし

 上野(かみつけ)の草津の湯より
 澤渡(さわたり)の湯に越ゆる路
 名も寂し暮坂峠

暮坂峠(くれさかとうげ)
 中之条町と六合村との境に位置し、標高1,088mの暮坂峠は、四季折々の景色が楽しめます。
 自然の木々のたたずまい、小さな野草の花々、野鳥のさえずりなどが、訪れる人々の心を豊かにしてくれます。特に紅葉の頃は見事な景観です。
 日本ロマンチック街道となっている峠は、若山牧水の歌碑も点在し、詩情あふれるドライブをお楽しみいただけます。
暮坂峠を見下ろす若山牧水(イラスト:鈴木ひで)


中之条町観光協会 電話:0279-75-2111/E-mail info@nakanojo-kanko.jp  トップページヘもどる