有職雛 雛段
永徳斎作有職雛(えいとくさいさくゆうそくびな)一式

 永徳斎(えいとくさい)は京都生まれの人形師で、明治2(1869)年、明治天皇の東京遷都に際して東京へ移住し、日本橋十軒店で人形師をしていた。有職雛(ゆうそくびな)の作家として有名となり、昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)より永徳斎の号を賜り、三代までその名を継いでいる。
 この人形には、永徳斎の銘があり、様式から二代永徳斎の作品と推定される。町出身の実業家河野義(よしのり)様がある宮家よりいただいたもので、雛道具も名店七澤屋(しちさわや)の系統を引く立派なもので、人形とともに極めて貴重なものである。内裏雛

 写真右の内裏雛は、河野様から寄贈された七段飾りの1組。内裏雛は、左を尊いとする考え方から、古くは向かって右側(雛から見て左にあたる)に男雛を飾ったが、今日では左側に男雛を置くのが一般的となっている。 

永徳斎(えいとくさい)有職雛(ゆうそくびな)一式 (町指定重要文化財)
◆平成18(2006)年3月24日・指定  ◆所在地 中之条町大字中之条町947-1


中之条町観光協会 電話:0279-75-2111/E-mail info@nakanojo-kanko.jp  トップページヘもどる